沖縄の歴史的建造物

首里城は琉球王国の城

本州が戦国時代・江戸時代を迎えていた頃、かなり離れた沖縄では主に中国(台湾含む)の文化の影響を受ける琉球王国が栄華を極めていました。そんな琉球王国は明治時代初期に沖縄県へと姿を変え、少しずつ琉球王国時代に名残を感じさせるものはなくなっていきます。しかし、琉球王国の王宮である那覇市郊外の首里城は今でも現存しており、1993年に琉球王国を舞台とした大河ドラマが放映されてから観光客が激増しました。本州の城郭内にある天守閣とはまったく違う雰囲気の正殿は何度も火災で焼失していますが、その度に再建されて今では沖縄のシンボルになっています。なお、首里城は昼間の観光地で夕方の時間帯には閉鎖されますが日没後はライトアップされ、敷地の外から昼間とは違う印象の城の姿を見る事も可能です。

竹富島中央部の建造物

八重山諸島の一角を占める竹富島は、本州主要空港からの直行便が運航している石垣島から近いため、人気です。石垣島南部の港から船に乗ると15分で着くこの島の中央部には、国の重要文化財に指定されている旧与那国家住宅という史跡が残されています。こちらは居住棟の「ふーや」・台所棟の「とーや」という2つの建物が並んでいる竹富島の伝統的な家屋で、大正2年に建てられたものです。なお、このスポットの周囲には旧与那国家住宅と同じく、赤レンガの屋根・サンゴの石垣が印象的な民家が近代まで残り続けてきました。1987年に集落全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたため、建物が近代的デザインの住宅に建て替えられる事はなく、人々は伝統的な家屋に住み続けています。

西表島のツアーでは、夜行性の珍しい生き物や、満天の星や天の川などの美しい星空を見学することができるナイトツアーが人気です。